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初めての事だ。 CDを視聴して泣いたのは・・・。
独特のしゃがれ声で歌う彼の事を、知人から聞いてはいたものの気にも留めていなかった。 でも改めて聴いてみたら、これが絶品。 勿論、そのCDは、即買!! 詩人でもある彼の詞は難解だが、美しいメロディとその独特な声が何ともいえず胸に響いた。 その中でも気に入ったのは「J'étais un gamin laid」という曲。 俺は、醜いガキだった・・・。 そんな言葉から始まるこの曲がたまらなくいいっ!!! 何とか訳す事ができたので、訳詞を付けて何としてでも歌いたいと思っている。 これが偶然なのだが、この曲の作曲者と今度、仕事をする事になっている。 彼はシャルル・デュモン氏のピアニストとして7月に来日する。 先日デュモン氏のコンサートに行った時、彼にも挨拶できた。 彼にも俺の「J'étais…」を聴いてもらえたらなぁ・・・。 まずは早く訳詞を完成させなきゃっ。 そして先日、Allain Leprestのコンサートに行って来た。 彼は癌に侵されながらも歌っている。 知人曰く、癌になってからの方がいい歌を歌うようになったと言っていた。 命の限りを歌っているのだろう。 今回のステージでも、苦しそうに咳きこむ事もしばしばあったが 素晴らしいステージだった。 涙が止まらなかった。 終演後、彼は必ずロビーに出て来ると言うので待っていた。 そして俺はその日買った詩集に彼お得意のイラスト付きのサインをして貰った。 俺の宝物が出来た。 辞書片手にも難しい詞だが一つづつ大切に訳していこうと思う。 #
by yukkeyukke0808
| 2008-04-25 07:42
| à Paris positif
パリに戻り、あの懐かしい映画「FAME」の舞台版を観に行って来た。
何故に、今? と思ったが、曲のアレンジや演出も新しくなっていて、楽しめた。 某藝術学校を舞台にした学園、バックステージ物といった内容で、 何気に自分の学生時代を思い出したりして・・・。 この舞台には知り合いの歌手も出演していて、それも楽しみの一つ。 彼女は生徒役ではなく、厳しい学園長役。 彼女は自分の役どころに不満の様だったが、なかなかのハマり役。 2曲のナンバーを歌い、舞台を締めてていた。 映画では、アイリーン・キャラが歌ってヒットした主題歌「FAME」に客席も盛り上がった。 でも客席は10~20代の若者が多く、恐らく彼らはこの映画は知らないハズ。 俺には懐かしく、彼らには新しくってところかな。 汗。 終演後、知り合いの彼女を約束通り待っていたら、とても喜んでくれた。 7月には仕事で日本へ行くそうだ。 彼女はBarbaraの曲だけを集めたライヴのCDもリリースしている。 彼女らしさのある上品な仕上がり。 日本で会えるかなぁ。 #
by yukkeyukke0808
| 2008-04-20 06:03
| à Paris positif
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